山の基礎知識 #26「高山病になるのは・なってしまったら」

アウトドアサポートジャパン『山のお役立ち情報』

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高山病2

高山病になるのは

2500mの高度に急激に登ると、25%の人に高山病の症状が出ます。また、日本人には数%の割合で低酸素に対応できない体質の人がいると考えられています。特に高齢者は若者に比べて低酸素状態になりやすく、風邪などで体調が整っていない場合は高山病になりやすい。

高山病になってしまったら

軽度なら、安静にして休むのが対処の基本です。そこがもし宿泊地なら、すぐに横にならずに周辺を散策するなどして体を動かしたほうが酸素を取り込みやすく血流もよくなって効果的です。横たわった状態では呼吸が浅くなってしまうからです。

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