山の基礎知識 #90 山の花「ヒナザクラ」
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山の花「ヒナザクラ」
開花時期6月~8月
日本特産。本州の東北地方に分布し、西吾妻山を南限、八甲田山が北限。
多雪地の亜高山帯の湿原、雪田草原、湿った草地に生育する。鳥海山を
基準標本産地とする。
普通は雪どけ直後に咲く花だが,雪どけを追うようにして咲くため,
8月まで花が見られることもある。
ヒナザクラは、日本の植物学者が学名をつけるようになった最初の植物で、
これ以降発見された植物は、全て日本人によって学名が付けられるように
なったという。花の形が桜に似ていることと、花姿が小さく可愛いことから、
「雛桜」と書く。花言葉は「乙女の息吹」