驢馬(ロバ)にゆられて 〜Silkroad旅行記〜 #49
「ぽんこつオヤジのアウトドア三昧!」
◆ Silkroad旅行記 #49 〜インド コルカタ滞在編 〜
※タイトルの写真は「ガネーシャ像;再」
→ ガネーシャ(गणेश, gaṇeśa)は、ヒンドゥー教の神の一柱
その名はサンスクリット語で「群衆(ガナ)の主(イーシャ)」を
意味するとの事。
→ 太鼓腹の人間の身体に 片方の牙の折れた象の頭をもった神で、
4本の腕をもつ。障害を取り去り、また財産をもたらすと言われ、
事業開始と商業の神・学問の神とされる。
真面目で好奇心の塊の彼らに圧倒されながらも、知る限りのことを片言の英語で必死に伝え、あっという間に数時間が立ってしまいました。
そのうちディパの友人が自宅から色々な絵を持ってきてプレゼントする、と言い出すのです。 象が擬人化された神様の絵など、すべてヒンドゥー教の宗教画です。おそらく彼の家の神棚に飾ってあった大事な宗教画なのでしょう。申し訳なくてとてももらえません。
貰えないよ!と断り続けていましたが、断りきれず仕方なく一枚だけ聖天ガネーシャ像を描いた宗教画を貰うことにして、しわくちゃにならないように大事にビニール袋に入れてもらいました。
宗教絵画や自作の油絵だけではなく、どピンクに染まった超甘いお菓子やカステラのようなパン?などを次々に渡されるのです。
断りつつもかなりの量のお土産を持たされ、バス停まで案内してくれ、そしてバスが来るまで何度も「降りるバス停はいくつ目だから間違えるなよ」と念を押され見送ってくれたのでした。
◎通常の「歓喜天」のお姿
→ 日本仏教には珍しく、後期密教の無上瑜伽やタントラ教の
歓喜仏を連想させるような男天・女天が抱擁し合う表現を含むため、
双身歓喜天像は秘仏とされて一般には公開されないのが普通
→ 片方の折れた牙の由来
片方の牙が折れている理由には複数の神話があるが、
もっとも有名なものは以下のものである。
①「マハーバーラタ」の著者とされるヴィヤーサは文字を書くことが
出来なかった。このため、ブラフマーがガネーシャをヴィヤーサの
もとに遣わしマハーバーラタを口述筆記をさせた。このとき、
ガネーシャは自ら右の牙を折り、その牙で執筆したとされる。
②父神シヴァの投げた斧を反撃しては不敬であるので、敢えて一本の
牙で受け止めたために折れた。
③籠で運ばれているときに振り落とされて頭から落ちて折れてしまった。
注;参照 wikipediaより
… つづく