驢馬(ロバ)にゆられて 〜Silkroad旅行記〜 #51
「ぽんこつオヤジのアウトドア三昧!」
◆ Silkroad旅行記 #51 〜インド コルカタ滞在編 〜
※タイトルの写真は「街角のカレー屋」
さすがインド商人!?日本人の小僧が精一杯強がって強気に言っても“屁の河童”です。
「そんなに急ぐなら5ルピーで買ってやるよ」とあっさり切り返され、商談が面倒臭くなっていた事もあり「OK!8ルピーで!」に対して、「OK!6ルピーで手を打とう!」と結局4ルピーも値切られたのでした。
とは言え、最初は3ルピーだったので倍額にはなったワケです。この3ルピーは当時の金額で90円前後ですので、1週間の攻防の金額が90円だったのです・・・ わずか90円、されど90円なのでした。
めでたく?6ルピーで売れたのですが、穴あきTシャツやガスの無くなった使い捨てライターを彼はどうやって売るのかが不思議でした。
しかし心配にはまったくおよびません!彼について行くと、ガス無しライターは路上のタバコ売りの親父に1ルピーで売るのです。空のライターをどうするのかタバコ売りの親父に聞くと、
「見てな〜簡単だぜ〜」
親父はかたわらの細長い鉄の棒を、大量に煤をあげているロウソク?らしき火の中に突っ込み棒の先を炙り始めました。