山の基礎知識 #51「地図の基本(PEAKS3月号より)」No3
アウトドアサポートジャパン『山のお役立ち情報』
地図名と索引
国土地理院の地形図では、どの地図でも必ず欄外に地図名、縮尺、索引が載っている。索引を見るとその地図を囲む8枚(方向)の地図の名前がすぐわかる。つまり登山中に現在地が地図から出てしかいそうになったら、索引から次に見るべき地形図の名前がわかる。
縮尺の違い
国土地理院の地形図を例にとると、2万5000分の1地形図は5万分の1地形図1枚を4枚で表していることになる。その為、より細かい地形や情報を地図か ら読み取ることができる。その反面、1週間の縦走やトレイルランニング、ロングトレイルなどでは移動距離が長いので、必要な地図が多くなってしまう。