驢馬(ロバ)にゆられて 〜Silkroad旅行記〜 #24
「ぽんこつオヤジのアウトドア三昧!」
◆ Silkroad旅行記 #24 〜インド コルカタ滞在編 〜
※タイトルの写真は「市場の肉屋」
逆瀬川さんと近くの〈高級コーヒーショップ〉に入り、チャイではなく当時のインドでは高級品のコーヒーを飲みながら、インドの物価や買い物の仕方、値切り方などを教えてもらい、ついでに今夜のホテルで良いところを教えて欲しいと聞いてみる事にしました。
逆 「キレイじゃないけど、というか、かなり厳しいところだけど、
俺が泊まってるホテルなら空き部屋があると思うよ」
凸凹「やった!これで今夜は路上で過ごさなくても大丈夫だ!」
凸凹二人組はシルクロード大陸初日を無事に過ごせると大きな安心をしたつもりになりました。これがインド事情・インドの現実を体の芯から覚えこませられる事になろうとは、この時はまったく知る由もなかったのです。
逆瀬川さんに連れられカルカッタの駅前からどんどん離れ、外国人ヒッピーもいないインド人だらけの賑やかな街なかを30分ほど歩き続けた頃にはとっぷりと日が暮れていました。
逆瀬川さんは道みち色々な話しをしてくれ、列車の切符を学割で買う方法や列車の発車時刻の調べ方などを身振り手振りで教えてくれるのです。そして、今晩泊まるホテルの状態を話すのです。