山の基礎知識 #78 「雲で天気を予想」積雲

アウトドアサポートジャパン『山のお役立ち情報』

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積雲(わた雲、むくむく雲、つみ雲)雲 sekiun

 

夏の晴天時などによく見られるぽっかりと浮かんだ雲 一つ一つが独立して空のあちこちに浮かんでいる 平地では安心ですが、
山地ではかなり強いにわか雨に会う事があります。積雲は日が高くなるに連れてその数が増え、大きくなっていきます。
やがて日が西に傾くとそれぞれが小さくなり、その数も減ってやがて消えていきます。しか し、上空に冷たい空気があったり、
地面付近の空気の湿度が高いと積雲は上方向に成長し、まるで雲のタワーのようになります。これを“搭状積雲”といい、
のような雲です。ときに発達して雲の頭がカリフラワーのようになることもあり、このような積雲を雄大積雲といいます。
これらの雲の下 ではシャワーのような雨が降ったり、雷が鳴ったりすることもあります。

 

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