驢馬(ロバ)にゆられて 〜Silkroad旅行記〜 #36
「ぽんこつオヤジのアウトドア三昧!」
◆ Silkroad旅行記 #36 〜インド コルカタ滞在編 〜
※タイトルの写真は「ハウラ朝市2」
ふと見るとあまり客の入っていないレストランがあります。
たしかに昼メシ時間は過ぎているのですが他の店はそれなりに客がいるのにこの店だけほとんど客がいないのです。
「かなりお手頃な感じの店だねぇ」
「客が居ないって事はマズいのかな」
店の中を覗くと他の店と同じようにメニューのビラが貼ってあり、料金的には他の店とあまり変わりません。若干安いのかな・・と思いながら恐るおそる入ると、
「ミスタール、どっから来た?チン(中国)か?モゴールか?」
「いえ、ジャパンです。」
「お、ジャパニかい。ここでジャパニはあんまり見かけないね。何か食べるかい?」
店のオヤジさんが気軽に話しかけてくれます。
3人ほど店の人がいるのですが、一番年配のオヤジさんがどうやら店主らしく、あれこれとメニューの説明をしてくれます。他の2人は調理と雑用担当のようです。
「オヤジさん、この店のおすすめは なんですか?」
当然ながらオヤジさんは「うちの料理は全部美味いよ〜」と言います。そんなやりとりをしながらメニューを眺めていると、とある疑問が浮かんできました。
他の店ではけっして見る事のないメニューがあるのです。見間違いかな?と、クマ太郎はヨシ之介に聞いてみました。